本のはなし(仮題)

 

所有する本の体積が、本棚の収容可能体積を大幅に超過している。

 

有り体に言えば、本が本棚に入りきらない。

 

積読

最近、考えなしに(金銭的な考えも収納スペース的な考えも私にはなかった)本を買いすぎていたため、本棚に本が入らなくなってしまった。

仕方がないので、できる限りの収納をしたうえで、直近読もうと思っている本たちを机の上に平積みしている。いわゆる積読つんどくだ。

どう見ても10冊以上あるし、めちゃくちゃ難しくて分厚い専門書も紛れ込んでいて、これを書いている視界の端に映っているが、それだけで少しドキドキする。

 

積読を肯定する某コロの記事は、自分の心の中でかなりのヒットだった。

積読している本を紹介しあう記事であったが、終始、積読というものを否定的にとらえない姿勢が、心地よかったことを覚えている。

積んでしまってもいい。この考えは私の中に小さなそして確かな革命を起こした。

この記事を読んで以来、自分の中で、本を買うハードルが下がった感覚があった。

そして、積まれている本たちを見ても、罪悪感を感じないようになった。

こうして私が積読をすることによって、著者さんの活動や出版業界の存続に繋がっているという、誇りすらある。

よくも悪くも、これが本を大量に買ってしまうことにつながっていくわけだが。

 

本棚

本棚を見ればその人がわかる、なんて使い古された言葉だが、本棚を他人に見せることは、自分の人間性を並べて晒すような感覚で、幾分気おくれしてしまう。

でも同時に、自分を知ってほしい、俺の本棚を見てくれ、という気持ちもあるものだから、人間というのは一筋縄ではいかない。

今回は、そんな臆病な自尊心と尊大な羞恥心(?)を慰めるべく、本棚の紹介をしていきたい。自分が紹介しようと思う一部だけを紹介するという、なんとも恣意的な紹介ではあるのだが、まあ、俺の日記だし。

 

飲食関連

一般的な人の本棚と異なる部分として、まず、飲食に関連する本が半分ほどの体積を占めていることがあげられるだろう。

といっても、前述した、本棚というものがもつ神秘性のため、私は他人の本棚をそれほど多く見てきたわけではないし、一般的な本棚という確かなイメージを持っているわけではないのだが、そんなことを言い出すと話が進まない。私が抱く一般的なイメージというものを前提に進めさせていただく。

 

占める体積が大きいのは、料理関連の本に大型本が多いからでもあるが、にしたって書いすぎってもんだ。飲食業でもないくせに。

 

これらを大まかに分類するならば、料理・製菓・飲料となる。

あまり褒められた性格ではないが、私は幾分、西洋にしっぽをふるところがあり、これらの本も西洋に寄っている。

料理ではフランス料理やイタリア料理、製菓もフランス菓子、飲料はワインにカクテルそしてコーヒー。

我ながらなんとも鼻持ちならないやつだ。

 

哀れな私のために、一応の擁護を試みると、学生時代にアルバイトをしていたのが、フランス料理を提供するビストロであり、そこでの接客のために勉強していたので、フランス関連の本が増えたという経緯がある。

 

私は、料理・製菓の本が大好きだ。

 

単純に料理することや食べることが好きなのが一つの理由。

 

見た目の良さがもう一つの理由。

料理の本は、グラフィカルなものが多く、調理工程や完成品の写真が載っていることがしばしばだ。

そういった写真たちを眺めているだけでも、幸せな気持ちになってくる。

 

料理で本当に重要なのは、味や栄養であると、私は確かに信じているが、しかし、料理の見た目というものが、料理の魅力の一旦を担う重要な要素であることもまた、否定できない事実だと信じている。

 

料理の見た目は重要だ。

見た目一つで、食べたくなる。

見た目一つで、作りたくなる。

見た目一つで、行きたくなる。

見た目一つで、生きたくなる。

↑これ、なんか西尾維新っぽくないですか?そんなことない?最近戯言シリーズ読み返したせいで、西尾維新づいているな。ちょっと自重しよう。

 

私は外食をするときに、公式サイトや某ログ、インスタグラムの投稿などで、料理の写真を確認して、実際に行くかどうかを決める。多くの人もそうだろう。

学生時代のバイト先を決める際も、ネットで検索して、見た目が美味しそうなところを選んで働きに行った。

実際、視覚情報による、嗅覚・味覚への影響はばかにできない。

テレビの格付けチェックで目隠しをして食べるのも然り、ワインテイスティングの場で銘柄や見た目を隠して行うのも然り、視覚情報が味に影響することは語るに及ばず。

 

なんだが話がそれにそれた気がするが、そんなわけで、おいしそうな料理を見るのが好きなせいで、本棚の半分近くを料理関連の本で埋めることとなってしまった。

大型本が多いし、値段もそれなりにするから、ちょっとだけ金のかかる趣味といったところだろうか。

 

 

ワインの本は、勉強のために買ったものも少なくない。

 

ソムリエ試験の勉強を、真面目に取り組んでいたとはあまり言えないが、それでもいくつか参考書を買って勉強をした。

飲食に携わる者ではないので、継続的に勉強しているわけではなく、詰め込んだ知識の大半はもはや忘却の彼方だが、ざっくりした知識はたまに役立つときもある。なによりソムリエという肩書きは、自己紹介の時に役に立つ。(それ以外で役に立ったことが私にはないが)

 

ワインに詳しくない人からすると、おそらくワインというものは、難解でとっつきにくいイメージであると思う。

自身がそうであったし、ワインソムリエですと自己紹介した時の周りの反応からしても、あながちズレた感覚ではないと思う。

 

なんにでもいえることではあるが、ちょっと勉強して知識を得ると、途端に面白くなることがある。

ワインもそういうものなのだと考えている。

ボトルに書いてあることがわかる、香りや味の中にブドウ品種の特徴をかすかに感じられる、そういうことがあるたびに、ちょっと勉強しといてよかったな、と感じる。

まあ、ワインの話はまたどこかですることにして、本の話に戻るとしよう。

 

ちなみに、コーヒーに狂っていた時期もあるので、コーヒー関連の本もいくつかある。

きっかけはこれもアルバイトで、カプチーノを作れるようになりたかったために勉強し始めて、本だけでなく、ベルマンやFlairといった機器を買い漁るに至ったのだが、それはまた別の話じゃ。

 

シャーロックホームズ

私はシャーロックホームズシリーズを全巻持っている。

 

まあまあ、熱烈なシャーロキアンの皆々様方、そう目ごじら、じゃなくて、目くじら立てないで。

 

このあたりの話はかなりデリケートで、全巻と言い切るのは簡単ではない。

シャーロキアンの皆々様方の逆鱗に触れるのは、私の望むところではないので、ここで私が言う「全巻」という定義を明確にしておく。あくまで私の中の定義であり、広く世間一般の定義ではないということを再度明言させていただく。

私は俗に「正典」と呼ばれる長編4冊・短編集5冊を保有している。

長短あるため、単純な話数に意味はないかもしれないが、すべて合わせて60話程度。

詳細についてはシャーロックホームズシリーズのWikipediaを参照していただきたい。

 

たびたび狂っていてまことにお恥ずかしい限りだが、一時期、シャーロックホームズに狂っていたことがあり、とりつかれたように読んでいた。

 

その時に得た知見なのだが、シャーロックホームズシリーズを短期間に大量に摂取すると、ゲシュタルト崩壊では決してないが、頭の中が混乱してくる感覚に陥る。

というのも、誤解を恐れずに、きわめて端的に言ってしまえば、シャーロックホームズという物語は、何らかの事件があり、それをホームズが超人的な洞察力と推理力によって解決する、というものが大半だ。

そのため、話の枠組みが類似したものが多い。

それらの物語を短期間に大量に読んでいると、複数の話が頭の中で混濁して、訳が分からなくなってくる。

これはあくまで一つの感想でしかなく、私はシャーロックホームズシリーズが好きであり、決して批判する意図はないということを強調させていただきたい。

もし、同じような体験をした方がおられるのなら、ぜひ教えていただきたい。

 

長いお別れ

  • レイモンドチャンドラー著 長いお別れ
  • レイモンドチャンドラー著 ロンググッドバイ

この二冊が、私の本棚には隣り合って存在している。

 

名前からお分かりかもしれないが、この二冊は同一の物語である。

どちらも、レイモンドチャンドラーのハードボイルド小説「The Long Goodbye」を日本語訳したものであり、長いお別れの訳者は清水俊二、ロンググッドバイの訳者は村上春樹である。

 

この本はカクテルが好きな人には有名で、「ギムレットには早すぎる」という一文を耳にしたことがある人は多いのではないだろうか。

かくいう私も、ギムレットというカクテルの存在と同時にこの言葉を知り、この言葉の意味を理解したいと考え本を読むに至った。

しかも、深く理解したいと考えて、異なる訳者の二冊を読むという徹底ぶりだ。

徹底するなら原著を読めとおっしゃる方がいるかもしれないが、このお言葉には謹んで、うるせえと言わせていただく。いずれ読むよ、いずれさ。

 

この言葉について説明するには、物語の核心に迫る必要があるため、ここでの言及は差し控えさせていただく。

気になった方はぜひ読んでみてね。村上春樹さんの訳のほうが現代的(実際、翻訳された年代が全然違う)なので、おそらく読みやすいと思う。

 

 

お別れ

本棚がいっぱいになったことをきっかけに、本棚を整理して、思いついたことをつらつら書いてきたが、ここらで終わりにしようと思う。

ほんとはもっと色々な本があるし、持っていることを人に知られるとちょっとこはずかしい松本穂香の写真集とかもあるけれど、これくらいにしとこう。(写真集ってなんか恥ずかしいよね。なんなんだろうね、これ。)

 

せっかく長いお別れの話が出てきたので、本書の一文を引用して締めさせていただく。

こういうのやりたかったんだよね。

 

 

「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」

 

 

いろんな香りを抽出していたらアナログゲームになったって言ったら、どうする?

皆さん、はじめまして。

くおだです。

 


フリー素材のおじさん

 

こちらはフリー素材のおじさん。
俺からのちょっとしたサービスってやつさ。
なに。遠慮する必要はないよ。
今にそんなこと言ってられなくなる。
いつだってそうなんだ、俺たちの世界じゃあ、な。
それじゃあ、本題に入ろうか・・・

 

 

 

突然ですが皆さんは香りって嗅いでますか?
私はこう見えて結構嗅いでいます。

ご存じない方のために説明しておくと、香りというのは、、、

 

・・・

 

むずかしいな、香りの説明って。

君はできますか?香りを知らない人にそれを説明することが。
コメント欄で教えてくださいね。

 

 

はい、すみません。

世の中は色々な香りに満ちています。

コーヒー、草いきれ、国道沿いの排気ガス、生乾きの洗濯物、他人の車、おかんの料理、コピー用紙・・・

そんな世界で生きていれば、思うこと、ありますよね?

そう。

 

いろんな香りを抽出してみたい!

 

いろんな香りを抽出していろんな香りの液を作ってみたいって。
誰だってそう思う。俺だってそう思う。

はい、ということで今回は色々な香りのする液体、俺呼んで香液(かおりえき)を作っていきます。

準備はいいか?

 

 

どうやる?

さて、大見得切って、いろんな香りを抽出し、香液を作って、ついでに操作性の悪いUIのWebページを絶滅させるとは言ったものの、どうすればそんな御業をなすことができるのか?

こういう困ったときに頼るものといえばもちろん、ティファールじゃなくてGoogle先生ですね。

馬鹿みたいに「香り 抽出」と入力して検索してみると、「水蒸気蒸留」というワードが至る所で出てきました。それはもうあらゆるサイトに書いてあると言っていい。ユビキタス。神はこんなところにもいたんだね。

 

調べた結果をざっくりまとめると、水蒸気蒸留というのは、

  1. 水を熱して発生させた蒸気を
  2. 香りを抽出したい対象物に当てて香りを蒸気に移し
  3. その蒸気を冷やすことで香りのついた液体を入手する

という方法のようです。

イメージとしてはこう。

ぜんぜん水蒸気蒸留の図に見えないのは、お前が見ようとしていないからだよ。スタンドと同じさ。

 

普通にゆでるのとなんか違うのか?と思いましたが、きっと抽出したい成分によってこの方法が適しているとか、この方法のほうがが香り成分を効率的に集められるとか、なんかそういうことがあるんでしょう。うん、そう、たぶんそう。知らんけど。

こうして自分の中で折り合いをつけて自分を納得させるのが上手くなったことにすこし切なくなる夜もある。そういう時は決まって、ブランデー入りのコーヒーで心を落ち着かせる。生きるってのは大変だよな?

 

まあ、詳細が知りたいやつは調べてくれや。なんでも教えてもらえると思っていたのか?

 

 

何はともあれ方法がわかればこっちのもんです。ありとあらゆる物質の香りを抽出して世界を香りの海に沈めましょう。

 

なんかちょうどいい道具とか売ってるのかな?

 

 


商品販売ページのイメージ画像

 

 

 

 


足下見やがってよぉおおお!

 

 

 

こんな毒にも薬にもならないことのために、10000JPYもかけられるかよ。親が知ったら泣くぞ。

 


買うという方法が無くなってしまったので(厳密には無くなってないのだが)、ここはいっちょ、自前でなんとかしていきましょう。

 

まあゆうても、水蒸気蒸留の手順は、

  1. 水を熱して発生させた蒸気を
  2. 香りを抽出したい対象物に当てて香りを蒸気に移し
  3. その蒸気を冷やす

ということなので、

水をあっためる部分、ブツを保持して蒸気を当てる部分、その後蒸気を冷やす部分があればいいわけです。鍋とか使えばなんとかなるやろ。

そう思って家の中の使えそうなものをあれこれ物色していたら、

 

いいもんみっけました。

「なんだ?」って聞きたそうな表情かおしてんで、紹介させてもらうがよ、こいつは直火式エスプレッソメーカー「ベルマンCX-25」。コンロの火を使ってエスプレッソの抽出ができるすぐれもん(soon lemon)さ。しかもこいつのすごい点は、スチーム機能もついてるってとこだ。これ一つで、カプチーノやカフェラテまで作れちまうそんなご機嫌なアイテムなんだぜ。

 

 

 

 

 


soon lemon のイメージ画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(やっぱりはやいなぁー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てなわけで、こいつのスチーム機能を使ってやれば、蒸気を生成する部分はもーまんたいってわけ。

ほんで、残りの部分はなんか、こう、いい感じにやったのがこちらです!

 

 

こいつを使った蒸留の流れを説明しますと

  1. まず、右側のベルマンとカセットコンロで蒸気を生成し、その蒸気をシリコンチューブで漏斗ろうとに送ります。ミニ五徳がばり汚いのはごめん。日用品だからさ。
  2. 漏斗の中には香りを抽出する対象をいれており、ここで蒸気が対象物に当たります。
  3. そして、香りを移した蒸気を長めのチューブで冷やして液体にします。

(高温の蒸気が通るので、使用しているパーツはどれも耐熱のものです。)

 

ベルマンの左になんか知らない装置が増えてるじゃねえかって思うかと思いますが、こいつはFlair Espressoという手動エスプレッソ抽出装置です。レバーの力で圧力をかけて、エスプレッソを抽出することができるすぐれもん(ふふっw)なのですが、今回はその機能を完全に無駄にして、ただの漏斗の支えとして登場していただいています。僕がエスプレッソに狂っていたおかげでいろいろな道具があって助かりましたね。

 

※注意
意図した使い方ではありません。もしあなたが香りを抽出したいという稀有な方であったとしても、真似させることはおすすめしません。そもそもベルマンとかFlair Espressoは、余裕で10000JPYを超えますので、普通に蒸留キットみたいなものを買ったほうが安いし確実です。じゃあお前これまで何してたんだよって言いたいかもしれないですが、言わないであげてください。

 

 


さっそく実践

装置の準備が整ったので、さっそく抽出作業に移りましょう。

まずはわかりやすいハーブとかでやってみましょう。
最高な香りがすることで有名なタイムにします。最高なので。

 

漏斗から落ちていかないように、コーヒーフィルターで包んで漏斗内に設置します。

 

諸々セッティングできたら火にかける。

どっかが詰まって爆発とかしたらどうしようと恐怖に震えていると、、、

 

蒸気が出てきました!

 

よさそうよさそう。

 

ちゃんと冷えて液体にもなりました。

そんでできたのがこれです。

ランチャーム(魚の醤油入れの正式名称)で失礼しますね。ちょうどよかったもんだからさ。

 

 

 

副産物として、めちゃくちゃおもしろいGIFも取れました。

最高。
3日は見てられる。

 

 

 

 

肝心の香りは

香液ができたってきいちゃ黙っていられねぇ。

今すぐに香見(味見の親戚)するしかねえぜひゃっはー。

実は当方こう見えて(下半身がウマで上半身はウマ)、日本ソムリエ協会のソムリエ資格を保有しています。香りの表現はお手のもの。ということで失礼つかまつりまして・・・

 


特に意味のないSocial distanceをお楽しみください

 

 

あー!

 

 

うん!

 

 

あのね!

 

 

 

 

 

 

ふんいき!!

 

 

 

 

 

 

爽やかさのある青っぽい香りで、確かにタイムが香りするのですが、やはり素人のやること、想像していたよりはちょっと控えめな香りです。

まあでも改めて考えてみると、そんな香水みたいに強烈な香りの香液が作れるはずもないか。おそらく家庭での抽出としては十分に成功といえるでしょう。そう言おうよ、今回のところはさ。そしたら優しい世界だよ。

 

 

 

 


はい、自作の装置での香り抽出が大成功と相成りましたため、色々な素材でもやってみましょう。

なんだ?何か言いたそうな顔だな?

なんか文句あんのか?

お前のことだよ。

 

 

 

 

 


文句ないね?

はい、そんじゃあ、やっていこう

 

オーソドックスなレモンやオレンジ、紅茶などはもちろん、色物として、ニンニクやビーフジャーキー、ウッドチップにあたりめなども用意しました。じゃんじゃか香液にしていこう。

 

レモン

 

紅茶(ダージリン)

 


ウッドチップ

 

にんにく

 

ビーフジャーキー
(写真撮る前にちょっと食べちゃった)

 

 

 

 

 

 

 

 

ランチャーム

 

山ほどできてしまった。

どうしよう・・・

そうだ。

 

 

 

ゲームにしようや

はい、ここまで呼んでいる聡明なる貴殿らはわかっていると思いますが、香りを使ったゲームのアイデアを考えていきます。

なんでかって?

好きだからだよ!

 


まずは一番シンプルに、香り当てゲーム

いろんな香りを当てるだけのゲームです。
お菓子の味をあてるゲームとかと同じですね。

 

①適当な紙に香液をつけて

 

 

 

②香りをかいで

 

③答える

 


シンプルだね。

複数の香りを混ぜて難易度をあげるのもいいですね。

シンプルではあるのですが、やってみると意外とムズイです。

 

 


少し発展させて、ジェスチャーゲーム風に

お次は香りを使ったジェスチャーゲームです。

まず、出題者には、なんらかのお題が与えられます。
出題者は、さまざまな香りを組み合わせて、お題の香りを表現します。

そして、回答者は、香りをかいで、お題がなんなのかを当てます。

ジェスチャーゲームのイメージ画像

 

 

 

例えば、キウイの香り、ライムの香り、そしてカキの香りがするとなれば・・・?

 

 

 

 

 

 

もうわかりましたよね。

 

 

 

 

 

 

そうです。Kiwîtreです。

youtu.be

 

牡蠣にキウイとライムのソースをかけた大人気料理ですね。

簡単すぎたかな?

 

 

 

人狼に香り要素を追加

最後に人狼ゲームに香りの要素をプラスしてみましょう。

急にめっちゃ説明的になるから、休み休み読んでな?

 

まず、人狼ゲームの説明を簡単にします。

  • 人狼ゲームは、村人側と人狼側に分かれて対戦するゲームです。
  • 昼ターンと夜ターンがあり、
    昼ターンには多数決により誰かを村から追放することができます。
    夜ターンには人狼が村人を襲い脱落させることができます。
  • 村人は、村人の中にまじった人狼がだれであるかを推測し、投票によってすべての人狼を追放することができれば勝利。
  • 人狼は、追放される前に村人を襲い、村人の数が人狼と同数になれば勝利。
  • 村人・人狼以外にも、さまざま能力を持った役職が存在し、それらの能力を駆使して勝利を目指します。

あくまで一般的な人狼のルールであり、さまざまな変形が存在しますが、簡単なルールとしては、このようになっています。

 

 

 

さて、どのように人狼に香りの要素を追加するかですが、
今回のゲームでは、役職を割り振るときに、役職に対応した「香り」をつけたカードを付与し、直接的な役職の開示をすべて禁止して、香りを介しての開示に変更します。

 

どういうことかといいますと、たとえば、一般的に占い師と呼ばれる役職は

  • 通常、他人の役職カードを確認して役職を知ることができます。
  • しかし、このゲームでは、役職カードの確認はできず、その人の香りカードをかぐことができる、という役職になります。
  • 香りと役職の対応は全員に開示されているため、香りの判別ができれば、香りと役職の対応から、役職を知ることもできる、ということです。

 

役職開示の正確性が低下するので、村人側の難易度がいくらか上がることになります。
ただし、場にある香りの種類はわかっているため、前二つのゲームより、香りの判別は容易です。

 

また、人狼ゲームでは、「騙り」と呼ばれる、ほかの役職のふりをするプレイングがあります(例えば、占い師のふりをして、だれだれの役職は人狼だった、と嘘をつくようなこと)。
このプレイングでは、ほかの人の証言と矛盾が生じた際に、嘘をついていたことがばれてしまうリスクがあります。
しかし、仮に矛盾が生じたとしても、香りを間違えたという言い訳で、言い逃れをすることができるかもしれません。

 

このルール用の役職も追加してみましょう。

  • 警察犬:一般的な人狼でいう占い師ポジション。雰囲気に合わせて名前を変えただけです。
  • 鑑識:一般的な人狼でいう霊媒師ポジション。人狼によって脱落した人の香りカードを確認できます。
  • 燻製ニシン:人狼側の役職。強烈な香りを他人の香りカードにつけることができ、香りの判別を難しくします。
  • 清掃員:燻製ニシンによってつけられた香りをリセットすることができます。警察犬や鑑識の判別を補助する役職です。

 

まだまだ、広がりがありそうですが、こんなもんにしとこう。今回のところは。

なんでかって、私は友達が一人もいないので、ゲームを考えてみたけど、テストプレイとかできないからね。

 

お菓子の国にご招待、ただしメンバー全員糖尿病。みたいなっ!

 

 

泣いてないよ。大丈夫。

 

 

 

 

これにて一件落着

はい、今回は色々なものの香りを抽出して、香りを使ったゲームのアイデアを考えてきました。

香りの感覚って個人差が大きいし、万人が楽しく遊べるものではないかもしれないけど、こういうゲームがあってもいいよね。いいっていってほしいな。

それに、ソムリエ資格だとかの取得を目指す人にとっては、テイスティングの訓練としても有効かもしれないよね。そうだよね?俺、間違ったこと言ってないよね?大丈夫だよね?

さて、そんじゃああとは、こいつをいい感じに商品化して、適当なサイトで売りさばいてぼろ儲けしてやりますか。

ふっふっふっ、儲けたらどうすっかな。

古畑任三郎コンプリートボックスかな・・・

いや、刑事コロンボコンプリートボックスかな・・・

興奮してきたな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わったと思った?

 

ねえ?

ねえねえ?

 

ここでこの記事、終わると思った?

 

思ったっしょ?

ほんとのこと言ってみ?

いいんだよ?別にそう思ってたって。

わるいことじゃないんだよ?

だからさ、ほんとのこといってみ?

別にせめてるわけじゃないんだよ?

 

思ってないの?

ほんとに?

 

そっか。。。そうなんだね。

 

おっけ。

ごめんね、なんか、変な感じにしちゃって。

うん、ありがと、じゃあ今日のところはこれでお開きにしよっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとに思ってないの?

 

1ミリも?

1ミリメートルも?

0.1インチも?

0.1インチくらいは思ったんじゃないの?

 

絶対思ってない?

ほんとに?

ほんとのほんと?

まじよりのまじ?

 

誓う?

一旦、誓ってもらってもいい?

コメダンディに誓ってもらっていい?

 

えっ?

コメダンディ知らない?

うそっ!

まじで?

コメダの公式キャラクターで、髭をたたえたダンディなおじさんぽいキャラクター、コメダンディのこと知らないの?

 

ダウト!

コメダンディ知らないって、それダウト!

正直に言ってよ!

ねえ!

コメダンディのこと、ほんとは知ってるんだろ?

知ってるって言えよ!

 

知らない?

本当にそうなのかな?

口じゃあそういっているが、お前のフェアレディZは正直なようだぜ?

観念したらどうだ?

認めちまったほうが楽になるぜ?

 

 

 

 

 

 

はい。

 

ということで、私の人生初めてのWeb記事は以上となります。

初めてがこれで大丈夫か?

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわり。